半導体業界で活躍したい高校生必見!熊本大学「情報融合学環」と台湾留学の選択肢
スマートフォンやゲーム機,自動車,AIなど私たちの生活に欠かせないあらゆる電子機器。その心臓部ともいえるのが「半導体」です。今,世界的にこの半導体技術者の需要が非常に高まっており,大学選びの新しい選択肢としても大きな注目を集めています。
今回は,未来の産業を担う半導体やデータサイエンスを学べる注目の大学を2つご紹介します。国内で最先端の環境に身を置くか,それとも海外の特別プログラムに挑戦するか。ぜひ,皆さんの進路選択の参考にしてください。
選択肢①:熊本大学「情報融合学環」(2024年4月新設!)
基本情報
- 所在地:熊本市中央区黒髪2丁目39番1号
- 特徴:1つの専門分野に特化する「学部」とは異なり,「学環」とは2つ以上の専門分野を横断的に学べる新しい教育組織
学べる内容
学環には2つのコースがあります(入学時には決まっておらず、大学1年次に選択):
コース | 学習内容 |
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DS総合コース | AI(人工知能),機械学習,ビッグデータ解析,統計学,プログラミング,ソフトウェア開発,システム設計 |
DS半導体コース | スマートフォンから自動車まで,あらゆる電子機器に不可欠な半導体の設計・開発・製造 |
おススメポイント
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文系・理系どちらからでも受験できます
- 進路選択の幅が広がります!
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入学後にコース選択が可能
- 大学1年次にじっくり考えて専門を決められます。
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抜群の就職環境
- TSMC(世界最大の半導体メーカー)熊本第1工場:2024年12月量産開始 第2工場:2027年末稼働計画
- ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング,東京エレクトロン九州なども熊本に進出
- 熊本は日本の「シリコンアイランド」の中心地として大きな注目を集めています。
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最先端の学びの環境
- DX/データサイエンス分野や半導体関連の技術職での活躍が期待されます。
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- 選択肢②:国立台北科技大学「半導体製造プロセス及び装置学士プログラム」(日本人専用)
大学について
國立臺北科技大學(National Taipei University of Technology)
- 台湾トップクラスの理工系大学
- 2025年QSアジア大学ランキング91位
- 台北市の中心部に位置し,利便性も抜群
公式サイト:https://www-en.ntut.edu.tw/
プログラムサイト:https://jspe.ntut.edu.tw/?Lang=zh-tw
プログラムの特徴
このプログラムは,世界の半導体業界をリードするTSMCとの提携で開設された日本人専用の全英語学士課程です。
【5つの魅力】
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①産学連携の実践的教育
- 大学教員と現場の技術者が協力して専門的な指導
- インターンシップや日台半導体業界への就職支援あり
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②英語だけでOK!
- 授業は全て英語で実施
- 中国語の学習経験がなくても出願可能
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③充実の給付型奨学金
- 最高額:学費全額免除+毎月10,000台湾ドル(約5万円)支給
- 返還不要!
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④入学前サポート
- 5月から8月に中国語と基礎科目の無料予備コース開講
- 日本語の堪能なスタッフもサポート
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⑤グローバルな学習環境
- 世界トップレベルの半導体産業がある台湾で学べる
- 英語力と専門知識を同時に身につけられる
2026年秋入学 出願期間
- 一次募集:2025年9月1日(月)~11月15日(土)
- 二次募集:2025年12月1日(月)~2026年3月31日(火)
半導体業界は,今後ますます成長が期待される分野です。
スマートフォン,自動車,AI、IoT——私たちの生活を支える全ての技術に半導体が使われています。
今,この分野を学ぶ選択は将来の大きな可能性につながります。
どちらの進路も魅力的ですが,大切なのは「自分に合った環境で学ぶこと」。
岡村予備校では,一人ひとりの適性や希望に合わせた進路指導を行っています。
- ・「自分にはどちらが合っているか相談したい」
- ・「受験対策について詳しく知りたい」
- ・「共通テストの準備を始めたい」
など,どんなことでもお気軽にご相談ください。
岡村予備校では,手厚い指導と充実した情報提供で皆さんの夢の実現を全力でサポートします。
一緒に未来を切り拓きましょう!
※入試情報は2025年度のものです。最新情報は各大学の公式サイトでご確認ください。