お知らせ

年内入試って知ってますか?簡単に言えば大学の推薦試験などを指しますが、その種類や受験資格は様々です。推薦試験と言えば専願受験で合格すれば必ず入学しなければならないというイメージがありますが、そうではない併願が可能な試験もあり、とにかく受験者を増やそうと、毎年のように様々な大学があの手この手で入試を行っています。

 

入試は受験機会が増えれば増えるほど希望の学校に合格できる可能性が高くなります。今や国公立大学も年内入試+国公立前期・中期・後期で4回以上の受験機会があります。

 

高校受験が終わり、次の受験は3年後だ、なんて思っていると、この年内入試を上手く使えません。なぜならば受験資格があるからです。さらに志願理由書や面接などで書くこと言うことを盛り上げようと思ったらきりがないです。しかも、おそらくですが、出身高校も合否に影響しているような気がします。国公立が1校しか受験できなかった共通一次試験初期の受験世代にとっては隔世の感がありますね。

 

西脇校
2024/10/22

年内入試

兵庫県教育委員会が9月1日に調査した令和7年度 公立高校入試進学希望調査の集計結果が発表された。

詳細は教育委員会のHPを参考にしていただくとして、人気校と不人気校は何が原因なのだろうか?

地域トップ校が人気があるのかと思いきや、兵庫県5学区のトップ校で昨年よりも希望者が減っている学校もあれば増えている学校もある。地域トップ校は滅多なことでは定員割れしないので、ある程度、競争倍率も一定のはずなのだが・・・。

 

地域2番手校に目を移すとこれまた希望者が減っている学校もあれば増えている学校もある。減っている代表格が○○高校だ。

実名を挙げたくないので○○としているが不人気としか言いようがない。

 

姫路西高校は昨年より希望者を減らしているが、希望者以上の人数が受験することは間違いない。昨年もそうだった。

トップ校なのに不人気校、二番手校なのに不人気校、なぜなのか。逆に当然人気校にも理由がある。よく聞くのが第4学区3番手校の市立姫路高等学校だ。「楽しい」というのがその理由だが、姫路市立3高校の合併再編のあおりで昨年度は定員割れをしている。今年どうなるかはわからないが、希望者数は昨年より少なくなっている。

 

保護者は少しでも偏差値の高い高校に入れたいと思うものだが、当の生徒はそうじゃないらしい。今年の中3は、コロナ禍が始まった2020年に小学5年生だった。つまり小学校の勉強がぐっと難しくなる頃に学校にあまり行けなかった世代だ。それが中2の5月まで続いた。

 

ゴリゴリの勉強を好まない、そんな生徒が増えてきた感じがする調査結果だった。

西脇校
2024/10/02

令和7年度 公立高校入試進学希望調査