【姫路から通える!】兵庫県立大学 社会情報科学部|今注目のデータサイエンティストを目指せる大学
姫路市内の高校生・保護者の皆様へ,近隣の魅力的な大学をご紹介します。
今回は神戸市西区にキャンパスを構える兵庫県立大学 社会情報科学部です。姫路から通学可能な距離にあり,文系・理系を問わず受験できる,これからの時代に必要とされる学部として注目されています。
兵庫県立大学 社会情報科学部とは?
所在地: 神戸市西区学園西町8-2-1
社会情報科学部は,「21世紀で最もイケてる職業」と言われるデータサイエンティストを育成する学部です。
データサイエンティストって何をする人?
身近な例でご紹介しましょう。
コンビニのおでんが一番売れるのは,いつだと思いますか?
「寒い日」と答える方が多いのですが,実は違います。正解は「前日から気温が下がった日」です。いくら寒くても,前日と気温が変わっていなければおでんの売上は伸びないのです。
昔,おでんは冬にしか販売されていませんでした。しかし,データを分析した結果,前日から気温が下がる日が多い9月でも販売するようになったのです。
このように,データを分析して経営に活かす提案をする専門家がデータサイエンティストです。
超実践的な教育内容
スシローと提携したPBL(課題解決型学習)
特に注目すべきは,大学2年次のPBL(Problem-Based Learning/課題解決型学習)です。
なんと,回転寿司大手のスシローと提携しています。全国のスシローから提供される生のデータを分析し,実際に経営提言を行います。スシロー側も本気なので,分析が甘いとダメ出しされることも・・・。企業経営の最前線で,実践的な学びができる貴重な機会です。
https://www.u-hyogo.ac.jp/sis/topic/2023/20231109/index.html
文理融合の学び
データを扱うために数学やプログラミングを学びますが,同時に経営も学ぶ必要があります。
まさに文理融合の学部と言えるでしょう。
講義形式の授業だけでなく,企業との連携を通じた実践的な学習が充実しています。
入試情報
一般選抜の特徴
- 文系・理系どちらからでも受験可能
- 理科・社会は各1科目のため,配点が低く受験しやすい
- 文理を問わず挑戦できる間口の広さが魅力
学校推薦型選抜
募集人員: 20人
出願要件: 調査書における学習成績の状況(旧評定平均値)が3.8以上
提出書類: 調査書・推薦書・志望理由書
入試日程:出願期間:11月4日~11日
- 入学考査日:11月30日
- 合格者発表:12月8日
選抜方法: 小論文(日本語と英語),適性検査(数学の記述問題)
推薦入試のメリット
- 共通テストなしで受験可能 - 小論文と適性検査のみで合否が決まる
- 出願条件が比較的緩やか - 評定平均3.8以上で出願可能
- 一般選抜対策がそのまま推薦対策に - 推薦入試の小論文は,英語の長文を日本語に要約する形式で,一般選抜の2次試験と同様の内容。推薦に向けた特別な準備に時間や手間がかからない!
おススメポイント
1. 兵庫県民なら授業料が免除!
兵庫県に在住の方は,所得に関わらず学部4年,博士前期2年,博士後期3年の入学料及び授業料が免除されます。
これは大きな経済的メリットです。私立大学と比較すると,4年間で数百万円の差が出ることも。
2. 授業料納付期限の配慮
前期授業料の納付期限が,従来の5月末から7月末に変更されました。奨学金の支給が6・7月となることが多いための措置です。学生の経済的負担に配慮した,ありがたい変更ですね。
3. 無敵の就職実績
就職先には大手コンサルのアクセンチュア,情報通信業ではソフトバンク,楽天,日本アイ・ビー・エムなど,製造業ではトヨタ自動車,ソニー,三菱重工業,三菱電機,村田製作所といった誰もが知る有名企業が並びます。データサイエンスのスキルはあらゆる業界で求められており,就職の選択肢が大きく広がります。
まとめ
兵庫県立大学 社会情報科学部は,以下のような高校生におすすめです:
- ・データ分析やIT技術に興味がある
- ・文系・理系の枠にとらわれず幅広く学びたい
- ・実践的な学びを通じて社会で即戦力となりたい
- ・将来性のある職業に就きたい
- ・経済的負担を抑えて大学に進学したい(兵庫県民の場合)
姫路から通学可能な距離にあり,推薦入試も受けやすい大学です。これからの時代に必要とされるスキルを身につけられる兵庫県立大学 社会情報科学部を,ぜひ進路選択の候補に入れてみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ:
岡村予備校
TEL: 079-224-0551
進路相談や受験対策については、お気軽にご相談ください。