「総合型選抜」と「学校推薦型選抜」について【岡村予備校】
高校1・2年生および保護者の皆様,大学入試の「総合型選抜」と「学校推薦型選抜」についてはご存知でしょうか?
これらは学力試験だけでなく, あなたの個性や高校生活での取り組みを評価する入試制度です。
大学入試は近年ますます多様化し,「総合型選抜」や「学校推薦型選抜」といった推薦入試の重要性が高まっています。
総合型選抜とは?
「総合型選抜」は,学力試験だけでは測れない生徒の能力や意欲,適性を多角的に評価する入試です。高校1・2年生のうちから,自分の興味のある分野を見つけ,その分野に関する探究活動などに積極的に取り組むことが重要になります。
選考方法には,書類審査(志望理由書,活動報告書など)・小論文・面接・プレゼンテーションなどが含まれます。早くから自分の将来像を描き,それに向けた具体的な行動を起こすことが合格への鍵となります。
学校推薦型選抜とは?
「学校推薦型選抜」は,出身高校の学校長からの推薦に基づいて出願する入試です。学力試験だけでなく,高校での成績(評定平均),部活動や生徒会活動などの実績などが総合的に評価されます。評定平均値が重要な要素となるため,日々の授業を大切にし,定期テストでしっかりと結果を出すことが重要です。
これら推薦入試のメリットとしては,普段の学校生活や活動が評価されるため,自分の強みを活かして受験できることが挙げられます。
また,多くの場合早期に合格が決まるため,大学入学までの準備期間を有効に使える点も魅力と言えるでしょう。
「総合型選抜」や「学校推薦型選抜」は,「運」や「特別な才能」で決まるものではありません。正しい準備と戦略的なアプローチがあれば,多くの生徒にとって志望校合格への有効な手段となるでしょう。
特に情報戦を制する者が非常に有利となります。大学のアドミッション・ポリシー(求める学生像)を早めに把握し,戦略的に準備することが何よりの対策です。
今から準備できる推薦入試対策
高校1・2年生の段階で以下のポイントを意識するとよいでしょう。
・学校の授業や定期テストに真剣に取り組み,評定平均を上げる
・探究活動,部活動,生徒会活動,地域活動など積極的に取り組み,自分の経験値を上げる
・将来の目標や大学で学びたいことについて考え,志望動機を明確にする
推薦入試に関するご相談や対策について詳しく知りたい方は,岡村ゼミナールまでお気軽にお問い合わせください。