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西脇校

夏こそ青春!

更新日:2024.07.22
公開日:2024.07.21

ある高1生の話です。今から6年前の2018年3月、その生徒が小4から小5に上がる直前、ある高校かるた部の活躍を描いた、映画「ちはやふる」の第一作「上の句」と第二作「下の句」がテレビ放送されました。その放送を見て、主人公の綾瀬千早やかるたクイーンの若宮詩暢にあこがれ、競技かるたにも興味を持ちました。映画の中で出てくる、滋賀県近江神宮で毎年7月に開催される、小倉百人一首競技かるた全国高等学校選手権大会に出てみたいと思ったそうです。

 

岡ゼミの小5の私立中学受験クラスに通っていましたが、時間があれば一人で黙々と読み上げはスマホソフトを使い百人一首の練習をしたそうです。小5の秋に競技かるた部がある姫路市の賢明女子学院、高砂市の白陵中学などの文化祭に行き、競技かるたを体験してからは、中学は競技かるた部がある私立中学を目指しました。

 

しかし中学受験の結果、かるた部がない中高一貫の私立中学校に進学することになりました。コロナ禍で全国の競技かるたの大会が中止となる中、唯一のかるた大会が、年に一度の校内百人一首大会だったそうです。中1の校内百人一首大会では全学年約500人中3位に、中2では4位に、そして中3の12月に、ついに優勝しました。

 

中高一貫校のため、高校進学は当然、エスカレーター式に同校高等部へ行くはずでした。しかし、何かがその生徒を突き動かしたのです「公立高校を受験する」。そして兵庫県の競技かるた強豪校である、たつの市の県立龍野高等学校か姫路市の県立姫路西高等学校を目指すことに。3月の一般入試まで全力で勉強し、姫路西高等学校へ合格しました。競技かるた部のことだけ考えれば龍野高等学校の方が確実に合格できたのですが、中学受験で費やした時間や中学校3年間頑張って勉強した思いを昇華できるのは姫路西高等学校合格しかなかったそうです。

 

今日2024年7月21日と昨日7月20日、真夏の近江神宮で小倉百人一首競技かるた第46回全国高等学校選手権大会が開催され、龍野高等学校と姫路西高等学校が兵庫県の代表として活躍してくれました。その生徒はまだ選手として出場できていないようですが、きっと夢をかなえることと思います。

 

いよいよ、夏休みが始まります。塾では夏季講習が始まります。まだまだ間に合いますので夏に全力で勉強したいと思ったら岡村ゼミナール西脇校へぜひ来てください。全力で応援します。