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西脇校

国語の力

更新日:2024.02.29
公開日:2023.11.12

「国語が苦手科目です、どうすればいいですか?」

今までに何度もこの質問をいただいてきました。

そのたびに「本を読む」「語彙力をつける」「言葉(四字熟語・ことわざ・慣用句)の学習と漢字の学習をする」と言ってきました。

この答えは嘘ではありませんが、どうもそれだけでは成績が上がらない生徒がいるようです。

どうして成績が上がらないのでしょか。それは「言葉のとらえ方」があやふやなのです。

 

簡単な例で言いますと「英語の成績をあげるための方法を具体的に挙げてください」と言われたときに「たくさん勉強する」と答えるのは間違っています。

何が間違っているのかお気づきでしょうか?まず、「勉強する」は具体的ではありません。「はば単を全部覚える」の方が具体的です。そして「勉強する」で「成績をあげる」ことは可能なのでしょうか。勉強しても成績が上がらないから困っているのではないでしょうか。

模範解答と言っては何ですが「はば単の単語を1日3個覚えて、英語の教科書を1日1ページでよいから3回は音読する」と答えればよいのではないでしょうか。

では国語の成績を上げるために必要な「言葉のとらえ方」を磨くためにはどうしたらよいのかというと「会話の中で具体性をもった表現を使わせる」そして「いくつかの事柄をまとめた表現に変える」です。

「いくつかの事柄をまとめた表現に変える」とは「ラーメンが好き」「うどんが好き」「焼きそばが好き」を「麺類が好き」と言えるようにすることです。つまり抽象的な表現ができるようにするともいえるでしょう。

国語が得意な子は例外なくこのような言葉のとらえ方が上手です。国語が苦手な中3生は

北播地区(西脇校・加西校・社校・小野校)での正月特訓で国語の力を磨きませんか?