オキシトシンについて
オキシトシン、あまり聞きなれない言葉です。
先日、ふと耳にしたのでググってみました。
「幸せホルモン」「抱擁ホルモン」とも呼ばれ、注目が高まっているとのこと。
家族、恋人など、親しい間柄でスキンシップをする際、ヒトの体に流れる不思議な物質。
また、飼い主とイヌが触れ合うことで互いにオキシトシンが
分泌される、という麻布大学の論文が雑誌「サイエンス」に掲載され
世界でも話題になったそうです。
この間、勝原校のそろばんに来ている生徒さんをお迎えに来られ、
1歳ぐらいの男の子をだっこして帰られるお母さんとお子さんを見ました。
そういう目で見たからかもしれませんが、1歳の男の子も、お母さんも
幸せホルモンが、オーラを放っているように見えました。
(もちろん子育ては「きれいごと」だけではすまないとは思います。)
子どもに関する痛ましいニュースとあまりにも正反対の、
こちらがうれしくなるような光景でした。
もう一つ。昨日深夜に、NHKスペシャルを再放送しておりました。
そこでは、長期入院を必要とする深刻な病状の小児病院(神奈川県立こども医療センター)で
子どもに意欲と元気をあたえてくれるセラピー犬「ベイリー」のことを扱っていました。
手術の前の不安な気持ちに寄り添ってくれたり、術後、傷口の痛みから
なかなか歩こうとしない女の子も、ベイリーとなら50mも歩いたり…。
ここでも「オキシトシン」について触れられていました。
このオキシトシンという物質のヒトへの効果の大きさに、感動しました。

(写真は今日の自宅、さくらんぼのつぼみです。来週には花が咲くでしょう。
受験生の皆様にも、サクラ咲け!)