密度
理科の話ではありません。
勉強の密度です。
成績の良い生徒をみることが多くあります。
日曜特訓などで、
成績優秀者ばかりの特別なクラスも担当しています。
彼らは、
50分間で入試1回分の問題を解き、
次の50分で解答をみて、
間違えた問題を理解します。
理解が難しかったら質問に来ます。
あっという間に、数学や理科の大問(小問じゃないよ)を
10題、20題とこなします。
次に同じような問題が出てくると、
その中から解き方を思い出すわけです。
彼らの決まり文句は
「勉強はあまりしていなかった」
です。
そうでしょうね。
私も、頑張った!!という記憶はありません。
他の人から見ると
その量、異常や!!
というものを淡々とこなしていました。
最初からそうだったわけではありません。
少しずつ積み重ねているうちに、
そうできるようになったわけです。
時間をかけるだけでもダメですし、
問題を多く眺めるだけもダメです。
その両方がかみあっていく必要があります。
自らできる人にはアドバイス程度で良いでしょうし、
さらに難しい
高校レベルの話などをしても楽しんでくれます。
成績の良い生徒
成績が伸びた生徒
数字としてそれが表れている生徒
(印象はダメですよ=成績が良いという噂の生徒が全く…ということはよくあります)
そんな人を探して観察してみてください。
すごい量を短時間にこなしますよ。
自分にはできない…
とならないでね。
目指すは彼らと同じ境地ですからね。