入試前の中3に
「入試前の中3に今言うか?」という内容のことを書きます。
志望校合格が最大の関心事である中3に、(推薦の発表が目前の中3に)
高校に入ってからのことを言っても聞く耳持たない、かもしれません。
志望校合格はあなたの夢でしたか?志望校に合格すればそれでOK?
もし、推薦入試の面接で「あなたの将来の夢は何ですか?」と質問されて、
「はい、それは貴校に合格することです。」と答えたとしましょう。
質問と答えがかみ合っていないことに気づきます。
将来の夢とは、例えば「自分の好きで得意な〇〇を活かせる職業に就きたいので、
高校では〇〇に力を入れて勉強したい。」のようなものです。
そう、志望校に合格することは夢ではなく、自分らしく将来生きていくための通過儀礼。
残念にも第1志望でない高校に進むことになったとしも、「どこに進むかではなく、
高校3年間をどう過ごすかのほうが大事」と気づいて頑張れば大丈夫。
高校では、中学よりはるかに早く授業が進みます。週末課題が出て、課題テストがあります。
調査では「いつから英語がわからなくなりましたか?」という質問の回答は
「高1から」が最も多いそうです。数学や理科などは推して知るべし。
じゃ、がんばらなければならいのは、いつから? 「高1から」です。
なぜ高1?
①高1から勉強について行けなくなる生徒が多いからです。
②大学入試に必要な多くの学習内容を高1で習うからです。
③大学の推薦入学に使われる評点平均は高1の1学期からが対象だからです。
高校合格の余韻に浸る人、意識高い新高1にもう置いて行かれますよ。
あと、大学入試は,白陵や須磨学園に中学受験を経験し、合格して中学・高校と
学んできた人たちと同じ土俵で戦います。
余裕をもって過ごしていると3年後苦労しますよ。
高校に入っても高1から頑張ってください。
岡村ゼミナールの高校部が全力サポートいたします!