冬を迎えて
12月に入ってからの冷え込みに、いよいよ本格的に冬が来たなあと空を見上げると、
ふと今年は雪が降るのかどうか気になります。
カメムシが多いとその年は大雪になるというのはよく聞きますが、そういえば、この秋増位校はカメムシが大量に飛び回っていました・・・果たしてどうなるやら。
そんなときに思い出した一首。
冬ながら 空より花の 散りくるは 雲のあなたは 春にやあるらむ
「冬でありながら、空から花(雪のこと)が散ってくるのは、雲の向こうが春だからだろうか」
中学生の皆さんは、赤字の部分についてもよくお分かりのはずですよね。
係り結びの法則ですね。
ぞ・なむ・や・か・こそなどの係助詞は特定の活用形で結ぶというルールのことです。
「や」は連体形で結ぶので、「らむ」で終わります。
中3の皆さんは、欠くべからざる知識のひとつですので、受験までにしっかりと習熟を。
このように、折に触れて「思い出す」のはよい学習習慣。
皆さんもまずは覚えていようとしましょうね。