通過儀礼

岡村ゼミナールの江木会長が申しましたことで印象に残っている言葉があります。

あまり人を持ち上げて褒めるタイプではないので、本当に評価しての発言だと思います。

「〇〇くんのところは、親子とも白陵に受かることが、目標じゃない。白陵合格なんて通過儀礼ぐらいにしか考えてない。」という言葉です。

入試を控えた小6・中3には志望校に合格するかどうかが最大の関心事。そんな受験学年の生徒にはきれいごとに聞こえるとは思いますが、あえて言わせてもらいます。

「目標にする中学・高校に合格する、しない」で人生が決まってしまうほど、人生は単純・平坦ではありません。

私の例で恐縮ですが、私は中学受験で淳心学院を受験し不合格でした。

地元の公立中学に進み、勉強はできるほうでしたし、部活もやり、いまだに交流のある一生の友達ができ、音楽部の合唱の男声パートにスカウトされたり、生徒会活動で顧問の先生に啓蒙されたり、男女交際をするなど、今ふりかえっても、素敵な思い出ばかりです。宝箱のような3年間でした。

高校から白陵に入り、そこでも成績上位でしたので東大を受験し、現役で合格しました。

「淳心学院を不合格=お先真っ暗」ではありませんでした。

目先の合否が気になって視野が狭くなっている皆さんを、大人になった自分から見てみると、「そんなことで、くよくよするのはもったいないよ」と励ますかもしれません。

「入試なんて、先へ進むための通過儀礼、通過儀礼。」と割り切ったほうが、結果は吉とでそうな、

そんな気がしています。

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