中学受験の結果ーそして。

 本日、岡村ゼミナール本部より県立大学附属中学に33名合格(定員70名)したとの連絡があり、この西脇校にもいよいよ中受験クラスが新設される。ご興味がある方は2月18日12時30分から説明会を行うので是非、ご参加頂きたい。(この西脇校からも5年以内で白陵中2名、淳心学院1名、賢明女学院1名、兵庫教育大学附属中学3名の合格実績あり)

さて、その中学受験だが、昨年度、兵庫県立大学附属中学が入寮を認めたために、通学ができない地域からの受験希望者が増えつつある。問題は受験勉強をどうするかだ。

高校受験と違い、周りに受験生活を送っている友達など皆無だ。しかも自分から受験をしたいと小学生が言うはずがない。しかし合格させるには受験勉強をさせなければならない。小学生に受験勉強させるのは親のエゴであろうか?この悩みに関しては親のエゴが中学受験で出るか、高校受験で出るかに過ぎない。

中学受験を無駄と思う保護者のほとんどが、わが子の高校受験の際に中学受験をした家庭を羨む。進学先が内申によってほとんど決まってしまう公立高校の受験システムは思いのほか不平等ではなかろうか。

ならば中学受験をさせようと思っても、何の対策もせずに受験したならば、決して合格できない。やはり塾へ行かせなければと思っても、県立大学附属中学の競争率は2.6倍、おおむね3人に1人しか合格できない。塾だけでは不安で家庭教師でも頼もうかと思うほどだ。

親が教えるのも悪くないと思うが、仕事、家事、育児以外に子供の勉強に付き合えるのは週末くらいのはず。それでも中学受験は親子の受験という言葉の通り、見事合格となればすべて報われるが、不合格ならば、その絶望感たるやいかほどのものか。

もっと勉強させておけば、○○塾に行かせておけば、もっと早く受験勉強を始めっていれば、など様々な「たら、れば」が出てくる。しかし、中学受験はそんなに単純ではない。なぜならば冒頭に書いた通り、「親のエゴ」だからである。子供が主体的に受験を志し、寸暇も惜しんで勉強するなど、まずありえないことだ。望んでいない勉強をさせられるうちに、なぜ受験しなければならないのかと思い始める。そして受験を途中であきらめるケースも少ない。思うように成績が上がらずに親が子供に無理強いして勉強させるなど逆効果でしかありえない。

また、合格したとて中学に入学した途端に勉強しなくなり、途中退学するケースも10%にのぼる。

では一体どうしたら我が子の中学受験を悔いなきものにできるのか?その答えは「勉強嫌いにならないくらいギリギリまで勉強させる」だ。たとえ不合格になっても「高校受験で頑張ろう」という、新たなやる気が沸けば、結果として中学受験をした甲斐はあったと言える。また、少なからず小学生が受験当日を迎えることができれば、必ず我が子の成長を感じるはずである。

いやいや、それは理想論だと言って、中学受験絶対合格を望むのであれば、それは親のエゴを超えた「狂気」としか言わざるを得ない。「狂気」を否定する気はないが、親と違い子供たちには「未来」があるといういことを忘れずにいていただきたい。

 

 

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