テスト勉強の必要性
中間テストが済み、結果も出てきましたが勉強している割に成績が伸びない、という生徒さんは多いかと思います。そもそも誰かの成績が上がれば、必ず誰かの成績は落ちるものです。まず大切なことは勉強することであり結果は二の次、とはいかないですね(苦笑)
しかし、世の中には全然テスト勉強していないのに成績が伸びる子がいます。ある生徒の例ですが150人くらいいる学年で1年生の中間テストが100番くらい、期末テストで80番くらい、2学期の中間テストが70番台、期末テストが60番台後半、3学期が60番台前半、そして2年生の1学期の中間テストが50番台となりました。この生徒は親御さんもイライラするくらい家では勉強しないそうです。学校の宿題くらいはきちんとしているようですが、塾に通っていないのでテスト前でも全然勉強しないそうです。
では、なぜ成績が上がるのでしょうか。本人曰く「学校の授業をきちんと聴いているから」だそうです。
勉強は積み木のように積み上げていくものです。特に英語、数学、国語は積み残しがあると学年が進むにつれ授業を聞いていても、ちんぷんかんぷんになってきます。積み残しを極力なくすためにテスト前に復習をして知識の定着を図ります。
ところが記憶力が抜群に良い生徒は授業を聴いているだけで知識が定着するので積み残しが出ません。テスト勉強をせずに学年が進んでも問題がないのです。(聞いたことを1回で100%覚えていなくても英数国の重要なことは繰り返し授業の中で出てきます。繰り返し学習する中で定着ができているようです)
でもふつうはこのようなケースはまれです。勉強しなければ成績はどんどん落ちていくのが普通です。勉強して定位置キープ、これが現実かと思います。
じゃあ普通の生徒が成績を上げるためにはどうすればよいのか、それは簡単ですよね。授業をしっかり聞いて、周りの人よりも多く勉強するしかありません。